保護猫団体さんからの譲渡は、脱走対策が必修！玄関の策・ゲージ・ドアノブの開閉防止グッズ・ベランダ対策のラティス。その他、ご飯も指定で、キャリーケースも必要です。
飼い猫だった”つき”が天国に旅立ってから、やっぱり猫の癒しが忘れられず、でも亡くす悲しみが辛くて、もう猫を飼うのは無理だと思い諦めていました。
でも、娘(大学２年)が飼い主になると言ってくれました。かわいがるだけならいいよね～と息子(高校1年)と大賛成！もちろん協力はおしみませんよ。
猫の里親になる活動スタート
保護猫カフェ
保護猫譲渡に向けて活動を開始しました。まずはどうやって譲ってもらうかです。つきを譲渡してもらったのは、動物愛護センターでした。記事あります。
でもホームページを見ても、譲れる猫はいませんとなっていました。他の方法を見つけようと、ネットで検索しました。割と近くに保護猫カフェなるものがありました。譲渡を待っている猫たちが待っているとありましたので、行ってみました。
『保護猫カフェさくら』
初猫カフェです。クチコミ通り、居心地のいい空間でした。猫たちのゆったりした雰囲気と、キレイで、そんなにニオイも気にならなかったです。ずっといたくなる場所でした。
特に里親のお話をされるわけでもなく、私も娘と行ったのですが、初めてだったし、里親の事をこちらから聞くのもね～と思いましたので、普通に猫たちと遊んで帰りました。
あとで詳しい方に聞いたら、譲渡会は別の日に行っているそうです。コロナの影響もあって、オンライン譲渡会もされているそうですよ。
埼玉県動物指導センターの譲渡会
ネットで、埼玉県譲渡会って入れると、いろいろな団体の譲渡会情報が出てきます。たまたまバイトの休みと合ったので、娘は行けなかったのですが、私だけ行ってみました。
埼玉県動物指導センターは、さいたま市の動物愛護センターの近くにあります。
車で行った方がいいかもしれません。到着すると職員の方が駐車場の誘導をして下さいました。初めて訪れた所でしたし、あたたかな配慮が嬉しかったです。外で受付をして2回手の消毒をして中に入りました。
ワンちゃんは1頭だけいました。猫ちゃんは、２つの団体が来ていて、ゲージに成猫やら子猫やらが入って、ふれあいは出来ませんがゆっくり見る事ができます。ボランティアさんにいろいろ聞く事もできました。
その場で申し込みをしている方もいました。私は団体のパンフレットだけもらって帰りました。出口で、ウエットテッシュやタオルはんかち、シャーペンなどがセットになったプレゼントをもらいました。
施設自体はそんなに新しくないですが、動物の為に頑張ってるのね～と、そんな埼玉県はえらいと思いました。外に出たら、待ってる方もいて、きっと３密を避けているのだと思いますが、平日なのにたくさんいらしたました。
保護猫シェルターの団体へ面会希望を出す
保護猫たちと会える日と予定が合う団体にメールで連絡しました。さっそくお返事をいただいて、面会に行きました。兄弟の子猫が希望だったのですが、ちょうど条件が合った子猫たちがいました。
飼主になる娘が気に入った様子でした。私は、少し色合いが好みと違っていましたが、あくまでも飼い主は娘だし、ペットショップのように選ぶのは、保護猫の場合、違うと思ってるので、出会いを大切にする事が最優先だと思いました。
譲渡を受けるには、たくさんの条件がありました。これは以前動物愛護センターから譲ってもらった時とは、格が違いました。
いろいろありますが、特に重要なのは、脱走防止策をして、合格出来たら譲渡しますという事でした。他の団体さんも、多少の違いはあっても、同じように厳しくしている所も多いそうです。
とにかく始めなくては、とネットを駆使して調べ上げた結果、用意したものをご紹介します。
保護猫の里親へ・グッズの準備
猫用ゲージ
『アイリスオーヤマ ウッディケージ2段』
３段と悩みました。でも３段だと180㎝で、この２段だと120㎝。すぐに大きくなるにしても、子猫だと２段の高さが最適と判断しました。リビングに置くので、キレイなウッド調が気に入りました。とても素敵なゲージです。２頭飼いでもワイドタイプなので問題なさそう。でも、実際に大きくなってみないと何とも言えませんが…。
高さも、一番上に登って、キャットタワー代わりになるので、いい感じです。慣れたら、猫用ベットを置いてくつろぐ事も出来そうです。
脱走防止対策
『木ののぼれんニャン』
玄関に設置しました。写真の向こう側に、美しくないものが写っていてごめんなさい。こののぼれんニャン自体は、とっても美しい商品でした。気の格子もつるつるで、触り心地がとっても良く、木の香りがして、まるで旅館の玄関のようになったと喜んでおります。
少しお値段は張りますが、いつも通るところで目につきますし、無い時よりはどうしても面倒くさくなりますので、やっぱりいい物を取り付けておく事をおすすめしたいです。
口コミに子猫はすり抜けると書いてあったりしますが、ウチの子猫は３か月ですが、すり抜ける事は出来ません。安心です。
ドアロック
ドアを開けられないようにしてくれるグッズです。開けたい時は上のつまみを引けば、簡単に折れて開けられるようになります。小さいお子さんの安全対策に使われているようですが、猫の対策にもってこいです。ウッド調でおしゃれでしょ。がっちり付くのに、ドライヤーの熱で、キレイにはがす事も出来ます。
猫は賢いので、ドアはジャンプしてすっかり開けてしまうそうです。息子の部屋は、趣味がプラモデルで細かい物も多いし、網戸破られ防止の上手く出来ないので、これを付けて進入禁止にしました。
ベランダの掃き出し窓の網戸対策
網戸と窓の間に120㎝のラティスを置く事にしました。ウチはマンションで、２４時間換気システムがあります。網戸にずっとする事もないですし、大丈夫かと思って。
でもシェルターの代表の方には、甘いと言われました。確かに軽々と登られて、ラティスの一番上にちょこんと座ってました。ネコの能力恐るべし。網戸を破られたら万事休すです。目を離す時は、絶対に網戸にしません。
以上が脱走防止対策です。なかなか大変でした。
揃えてるうちに、また天国に行ったつきの事を思い出してしまって…なんでこんな事してるんだろうって、また本当に猫なんか飼えるのかって、不安になって泣いてしまいました。後悔しました。やっぱりやめとけばよかったって。
娘もまだ完全に覚悟が出来ていないようで、ケンカしました。結局責任のなすりつけ合いになるんじゃないかって。でも話し合いました。一人で飼うわけではないんです。家族で飼うんです。それでまた救える命が増えるのは、自分たちも猫たちも幸せな事だって。娘も私も覚悟を決める事が出来ました。また楽しく準備を続けました。
猫トイレ
デオトイレ・子猫用
ゲージの中に入れるので、すぐ大きくなって子猫でなくなってしまうけど、5キロまで使えると信じて買いました。
セットはこんな感じです。
ゲージの中に入れて使っています。とてもいい感じです。かわいいです。ニオイもほとんど気になりません。
『アイリスオーヤマ・上から猫トイレシステムタイプ』
このトイレ知ってますか？私は保護猫カフェに行った時、初めて見て、衝撃を受けました。なんと猫がすっぽり入って、周りの目を気にせずにおトイレが出来るんです。しかも砂も飛び散らない。システムタイプならニオイも少ないです。
リビングに置いてもスッキリしていて、トイレ感が無い。なんて素晴らしいトイレなんでしょう！開発した方に、感謝状を贈りたいくらいです。
こんな感じですのこになっていますので、下にシート、上に砂を入れたらバッチリです。私はわからなかったのでセットで買いましたが、システムトイレ用のものならなんでも大丈夫なので、そのあたりはアイリスオーヤマはやめといた方が無難です。ちょっとシートのサイズが小さいとか、砂も流せないし、燃えないゴミで出さないとダメとか面倒くさいです。
HITSLAM ペットキャリーバック
このキャリーバック、骨組みが本当に丈夫で、上に乗ってもつぶれません。大きさも十分で、2頭入っても大丈夫です。ただ大きくなったら、長時間はキツイかもしれません。
たたむとこんな感じでコンパクトです。
あと、感動したのはこの上の部分、ひもを持って閉めると、いっぺんに両方閉まるんです。すごいでしょ！軽いし、シンプルデザインでリビングに置いても大丈夫。2頭で中に入って遊んでます。
猫のご飯
ロイヤルカナン・キトン
左がカリカリ、右がウエットです。
なんと、こんな高級なご飯をシェルターでは与えているそうです。健康に育つには、国産のカリカリはほとんどが穀類なので、ダメだそうです。主原材料が肉・魚のものをずっとあげてくださいと、お願いされました。
なるほど、そうなんですね～。勉強になりました。ちなみにお得だからと、10キロを買ってしまったら、小分けになっていないので、やめといたほうがいいと言われました。自分で小分けにして、保存する事にしました。
ウエットは国産でも肉や魚を使ってるので、何でもいいそうです。でも子猫用にした方がいいそうです。ちなみに、おやつも大丈夫だそうです。
まとめ
一週間前、無事に子猫の兄弟の里親になりました。あっ、まだお試し期間ですが…。でもすっかり家族になってます。
子猫は初めてなので、バタバタ走り回って、運動量に驚いています。あわてて下の階の方に挨拶に行きました。下の階の方も猫を2頭飼われているそうで、ホッとしました。チュールまでいただいちゃって、本当に猫好きな方はお優しいです。感謝です。
これから、いろんな事があると思います。でもその都度、家族で大切にして、乗り越えて行きたいと思います。
空(男の子)、テラ(女の子)、ウチに来てくれてありがとう！これからずっと、みんなで幸せに暮らそうね☆
