中学3年、高校受験に突入した息子。普通の公立中学から、MARCH 以上の附属高校に入れたらいいな。経過を記録します。
やっと上の子の大学受験が終わって、結果はともあれ、入学式も終わり落ち着いてきました。ウチは4歳差なので、次は下の子の高校受験です。
第一志望は親の希望もあり、MARCH 以上の大学附属高校です。
中学1・2年の時は、ボヤ~っとした希望でしたが、もうそんな事は言ってられません。気合いを入れて頑張るしかない!あと半年しかないのです。
はじめに
この記事は、2019年4月に初めて公開しました。中3の息子の高校受験をレポートし更新しました。そして今日、2020年2月13日結果が出ました。MARCHの付属高校をめざしましたが、合格する事はできませんでした。
記事のタイトル負けしていて申し訳なく思っています。公開を取り消そうかとも考えましたが、読んでいただけるのであれば、失敗に学んでいただけたらと思います。
ひとつ幸いなことは、本人はこの結果を素直に受け入れています。第2希望に進学する事になったわけですが、後悔はないようです。自分のレベルはその学校だったと、納得しているようです。親としては、ご縁のあった学校で、有意義な高校生活をおくれるように応援したいと思います。
勉強方法を決める!
まずは、どういう勉強方法にするかです。
ウチはずっと普通の反抗期で、親が何を言っても、たいして聞く耳持ちません。
実は、中学受験をさせた方がいい!と父親が言うので、しぶしぶ小学2年生から、全国展開してる大手の塾に通わせました。そして、小学3年で中学受験の本格的な授業が始まると、あまりの宿題の多さに親子で息切れ。
なんと、1ヶ月で受験コースから普通の公立進学コースにかわりました。
旦那さんは反対していましたが、実際に宿題やらせるのも、塾に行かせるのも母親の私で、旦那さんが出来るわけではないので、そこをつついたら諦めてくれました。
それからは、特にいやがる訳でなく、普通に塾に通ってました。
そして、中学1年の終わり頃、素晴らしい塾長から、本人にいわく、最悪な相性の塾長に替わり、塾を辞めて、某有名な通信講座に勉強方法を変えたいと言い出しました。
そう、ここで気を付けていただきたいのは、誰でも一度は聞いた事のあるような大きな塾でも、塾長によって雰囲気は変わるので、塾長の評判もチェックしたいポイントです。
当時、特に成績は普通で、100番中40位くらいでした。私は、まぁ今の塾に通い続けても、これ以上は望めないし、当然MARCH レベルを目指すのは無理だろうと思っていました。それならば、塾代もバカにならないし、ここはとっとと辞めてもらって、割安な通信講座に移ってもらった方がいいわ♪ と賛成。同然旦那さんからの反対は覚悟してましたが、前回同様、行かせるのは母親なので、諦めたようでした。
でも、まったく誰にも質問出来ないのも心配だったので、学校でやってる土曜学校に入りました。ほぼボランティアのような元教師などの方々が、土曜の午後に年間500円でわからないところを教えてくれます。素晴らしい制度です。
そして、中学2年1学期の中間テストが終わり、今までで一番悪い成績になってしまいました。まぁ、当然といえば当然で、やっぱり通信講座はサボり気味、土曜学校も1教科くらいしかやってなかったようです。
そしたら、本人から驚きの一言が・・・
『また、塾に通いたい。』
塾選び。
本人は前の塾に戻ろうかなぁと言ってたのですが、オイオイ、それじゃあせっかく辞めた意味がない。まぁ、私も何もしなかった訳ではありません。ママ友に、いろいろな塾の口コミを集めてました。
具体的に学校の定期テストの順位20位上がったとか、内申点や模試の偏差値も軒並みあがって、しかも本人のやる気まで引き出してくれてる塾があると聞いていました。何とか息子を説得して、その話題の塾の体験授業を受けさせました。
はまりました!
定期テストの順位は100人中20位くらいになり、内申点も40を越え、何とか志望出来るレベルに成績が上がったのです!もちろんまだ志望できるレベルで、さらに上げていかないと、合格レベルには至りません。
塾では、親と先生のすすめもあって、難関校受験コースで頑張ってみる!と本人が決めました。そして、志望校も早慶に引き上げて、そうすればMARCH に合格出来るかもしれないからと言われたようです。
その、難関校受験コースで『アドバンス模試』とやらを4月に初めて受け、先日結果が返ってきました。
偏差値が驚きの ”30” でした。難しかったらしいのですが、まずいのでは?
ひとまず結果にはあまり触れず、「次頑張ればいいじゃん!」と声かけときました(^^;
*2019.7.24更新/ケガに泣く
この記事を書いた頃、まだ中3の新学期が始まったばかりで、中2の学年末の成績がまずまずで、私はうかれて塾の先生からも本人が言われたようなのて、早慶を目標にと思っていました。
でも、6月の始め、部活(柔道部)の試合で怪我をしてしまったのです。右の鎖骨がボッキリ折れてしましました。手術は免れましたが、全治3ヶ月で、何とか学校に行くだけで精一杯の状態になりました。人生何があるかわからないものです。
そして、塾に行けなくなりました。心も折れてしまったようです。もちろん塾の先生から連絡があります。いつ頃こられますか?と。私は傷ついてる息子に、無理に塾に行けとは言えませんてした。そして塾どうする?と聞いた私にポツリと、難関コースは1回休むとついていけなくなる…と。
その塾は1つ下のクラスでも難関校を狙えると聞いていたので、そっちのクラスに移動したらいいのでは?と言いました。塾を変える事だって出来ます。柔道の怪我で後遺症が残ったり、命に関わる事もあります。そうならなかっただけでも感謝です。いくらでもやり直せると話ました。クラスを移動するとしても、とにかく塾に行かない事には話は始まりません。怪我をして2週間後、やっと塾に行けました。先生と話して、とにかく補習して様子みる事になりました。修学旅行や期末テストもあったので、無理のない範囲で行ったり休んだりしてました。
今後どうするか決める時、理社は諦め、私立受験の3教科をメインで難関コースのまま頑張る事になりました。どうやら難関コースのみんなが、授業を集中して受けている静けさが心地よいらしいです。まぁ理社は大好きな教科なので、テスト対策は自分で出来ると思ったのでしょう。とにかく、やっと前に進み出してくれてホッとしました。
早慶は目指せませんが、marchクラスの志望校目指して頑張るそうです。
3年1学期の成績が出ました。内申点はなんとか40をキープしました。頑張って学校は休まず行ったかいがありました。でも相変わらずアドバンス模試の偏差値は、30です。夏休み頑張るしかないてす。内申が良くてもね~と、受験生の親の間でよく言われてる事が頭をよぎります。
*2019.8.29更新/夏の合宿
夏休み、塾ではお泊りで勉強する合宿をやってる所多いです。息子の塾は4泊5日で行われました。難関校受験コースの子供たち、130人くらいを集めて行われました。クラス分けは、アドバンス模試の順位なので、ウチはほぼビリの底辺にいます。出発する前「俺、ほぼビリなんだよね~。」と言っていたので、ビリなら上がるだけじゃん!と声をかけました。不思議と行く事を嫌がったりはしませんでした。また心折れて帰ってきたらどうしようと、心配しました。
同室の子(もちろん初めて会う子供達)は6人だったらしいのですが、みないい子で大丈夫だったようです。マイナスもあったけど、プラスもあったと感想を言っていました。男の子は細かい事気にしないので楽でいいですが、合宿の内容はほぼ話してくれないので、良かったのかダメだったのか、本当の所はよくわかりません。
*2019.10.6更新/塾のクラス1つ下げる
10月、難関校受験コースから1つ下のクラスに移動しました。理由は、推薦を受験するので、1つでも内申を上げたい。理社も捨てられない。それには難関コースだと学校の定期テスト対策をあまりやらないので、です。
本人はかなり悩んでいました。塾の先生はすすめておいて、難関にいても一つ下のクラスでもどっちでもプラスもマイナスもあるから、どっちがいいか自分で決めて下さいって言うし…。下のクラスのみんなには、やっぱり難関で落ちこぼれてたんだ~って思われるし、難関の担当の先生には、今まで一緒に頑張ってきたのに、逃げるのかって思われるかもしれないって。
結局、内申を上げる!を取ったようです。が、母としては、また心が折れないか心配ですけど…。でも、模試の結果が全然上がらないので、そもそも難関コースにはついて行けてなかったんだと思います。もしかしたら本人、少しホッとしているのかもしれません。それが出てるのか、家ではあまり勉強してないように見えます。諦めて欲しくないですけど、現実的に厳しいと思い始めてるのかもしれません。私もそう思いますケド。
*2020.1.02更新/2学期と調査書の成績が出揃いました
とうとう年が明け、第一希望の推薦入試まであと20日となりました。なんとショッキングな事に、2学期の成績が落ちました。内申が2点も…。普通?たぶんですが、3年生の2学期は、甘めに成績を付けてくれるはずなのです。それなのに…です。
でも、なぜか調査書の成績、学年のまとめの成績は内申が1上がったのです。ようするに推薦で高校に提出する成績は上がった事になります。ホッとしました。2学期はあんまり頑張れなかったケド、総合的には頑張ったと先生は判断してくれたと言う事でしょうか。ありがたいです。
最終的に内申は取れたけど、模試の偏差値は上がらないという結果になりました。おそらく、推薦でダメなら一般はかなり厳しい結果になる事でしょう。本人もそれはわかっているようです。両方上げるにはどうすれば良かったのか…。本人の、志望校へ受かりたいという努力が大事だったのではと思います。
内申を上げるために、絶対に揃えておいたほうがいい参考書を紹介します。
教科書ガイドです。各教科あります。学校によって、使ってる出版社が違うので注意してください。普段の授業の対策、定期テストの対策になりますので、揃えておくとかなり助かると言っていました。
合わせて、ワークもあるとより対策が出来ます。
ワークも各出版社ごとにわかれているので、購入する時には注意が必要です。ガイドもワークも、先生の話を聞き逃したり、忘れてしまったりした時に便利だそうです。痒い所に手が届く、持っていると安心な、お守りみたいな感じになっているようです。
*2020.1.23.更新/MARCHの推薦入試終わりました。
結果、落ちました。内申41持っていどみましたが、撃沈です。ボーダーは42と言われてましたから、まぁ、想像通りですけど、もしかしたら!なんて思っていたので悲しいです。
本人はやりきった感があるようなので、良かったと思います。
しかし、これも予想通りですが、大学付属校の倍率がすごいようです。合格を手にするには、内申も偏差値も、両方合格圏内にいる事が大事かもしれませんね。まぁ、当たり前ですけど。
一般入試を受けるかどうか、本人は迷ってるようです。合格の可能性は、かなり低いですけど(^^; 父親の「受けなさい」の一言で受験する事が決定しました。
これで、一般も落ちたらどうするのかしら?と心配して下さっているお優しい方がいらしたら申し訳ないので、お知らせします。もちろん対策はしてます。日東駒専の併願受けます。埼玉の私学も併願で受けてます。それでも納得いかない結果になったら、もしかしたら公立も受けるかもしれません。この記事のタイトル負けして、読んでくださる方をガッカリさせてしまいますが、本人が納得できる学校であれば良しと思っています。
*2020.2.13.更新/MARCHの一般入試終わりました。
思った通りですが、落ちました。甘かったです。振り替えてみると、中学の内申が少し良くても、模試の偏差値が良くなければ、難関校を目指してる方々に勝てるわけがありません。
早慶をめざして挑んでる方々が、みんな早慶に合格するわけではないです。MARCHでもいっかって方々が受験します。で、だいたいその方々は合格するでしょう。最初からMARCHをめざしてる方々が余るわけです。
前に書いたと思いますが、アドバンス模試で偏差値30とかとってる時点で、結果は出ていたと思います。自分の前に数千人の優秀な方がいるのです。その方々を超える事は、うちの子には不可能でした。
まとめ
結果としてMARCHの付属校には進めず、日東駒専の付属校に進学します。あえて学校名は出しませんが、私の記事を読んでくださっている方なら、すぐにわかってしまうと思います(^^; 本人も親も気に入ってます。
塾には感謝しています。内申が上がらなかったら、日東駒専の付属校も、一般受験になって受かっていたかわかりません。2020年の受験、私の周りはMARCHの付属高校に受かった方はごく少数で、ほとんど落ちてます。息子より偏差値が高い子もです。なので、日東駒専の付属校に流れる方もいます。もちろん息子より優秀な方もです。付属高校の人気は、もっと上がるかもしれません。なので合格圏内にいたとしても、倍率が上がれば危ないです。
MARCHの付属には内申で優遇制度がある学校はないです。でも日東駒専の付属校は、学校によってはあります。実は一昨年、駒澤大学の付属高校の説明会にも行きました。去年は行かなかったので記事には出来ませんでしたが、併願優遇制度がありました。
もちろん大学の上位校をめざすなら、無理に付属高校に行く必要はありません。ウチの場合は、大学受験にとらわれない高校生活が、いちばん手に入れたい場所だったようです。
MARCH以上をめざすなら、とにかく早く、小学生の頃からでも模試の偏差値をあげましょう!内申が取りにくい学校ならなおさらです。
そして、塾選びは、周りの口コミが一番信用できます。もし、今通われてる塾で、成績がいまいち伸び悩んでる方は、思い切って変えてみるのがおすすめです。確かに、本人のやる気が大切です。やる気がなければどんな塾に通っても同じだと思いがちです。
ですが、やる気を引き出してくれる塾かどうかは入ってみないとわかりません。
今の塾には、家庭の事情で(ちょっと詳しい事はいいずらい感を出す)が一番効果的。とにかく状況が改善されたらまた戻ってきます。と言うと、わりとすんなり辞める事ができます。
息子には、将来の夢があります。その夢を叶えるためには、大学受験に時間を費やすのではなく、その夢の為に高校から準備を始めた方がいいとわかっています。第2希望になりましたが、応援してあげたいと思います。
最後に、応援してくださった方にお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。あたたかいメッセージ心にしみました☆
通りかかりで拝見させて頂きましたが、以下の部分に感銘を受け、強く共感致しました。受験の結果や学歴ではなく、お子様の夢をサポートする事一番大切、というお母様のぶれない意志素晴らしいと思いますし、お子様も大変幸せだと思います。受験戦争が熾烈化していくなかで子育ての大切な部分を改めて思い出させて頂きました。有り難うございます!
「息子には、将来の夢があります。その夢を叶えるためには、大学受験に時間を費やすのではなく、その夢の為に高校から準備を始めた方がいいとわかっています。第2希望になりましたが、応援してあげたいと思います。」
ゴンさんへ
受験は本当に大変です。どんな受験になるのか記録しておこうと記事を書いていました。お読みいただけてとても嬉しいです。そして、あたたかなコメント、本当にありがとうございます。
実は、夢を追いかけたいと言っていた息子は、あまりにも狭き門の業界だと気づき、あっさり夢を諦めてしまいました。優秀な方を越えて行く事は自分には出来ないと思ったようです。受験に通じるところがありますが…。親としては、それでも頑張りなさいとも言えず、今は進学したい学部も決められないありさまです。今年は、とにかく何を大学で学びたいのか、一緒に考える一年になりそうです。
コロナが落ち着いて、オープンキャンパスに行ったり出来たらと思っています。また記事にしたりして(^.^)
子供にとって、後悔しない学生時代になって欲しいものですね。
本当に誤字多くてすみません。
ラッピーさん
コメントありがとうございます。文字気にされてらしたので、未承認で失礼します。
受験お疲れ様でした。志望校を見直され、希望の学校に合格された事は、もちろんご本人の努力が一番大きかったとは思いますが、ご家族のアドバイスと支えがあったからこそだと思います。本当におめでとうございます。
私のつたない記事を読んでいただけて、とても嬉しいです。ウチは早いもので来年大学受験です。
コロナで、来場型のオープンキャンパスはことごとく中止になり、電話で直接予約したキャンパス見学に、春休み行く予定です。大学は高校受験と比べると親は楽ですが、学部で将来を左右する事になるので、何を学びたいかを決める方が大変に思います。また機会があったら大学受験も記事に出来らたと考えています。良かったらまた訪れて下さいませ。